京まち洛々記

内側から見た京都をご案内

2020年

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2020年私は、25歳になる。私の感覚では人は二十歳になってすぐ大人になるのではなく、ゆっくりと大人になるのが断然良いと思っている。

これは自分が京都という土地で生まれ育ったせいもあるかもしれません。

結果を急かされず、大らかであるほうが息苦しくない。国が没落していく分、家庭や地域の取り組みやつながり(共同体)がより一層大事になっていく時代になるのだと思います。それをちゃんとやらないと柳田國男ではないけど、孤立貧になってしまう。

 

 大人というと男女の話になるわけですが、女は性について現実的な問題として否が応でも考える。胸が膨らんで生理がくるのでその機会を得ますが、男性の場合、異なる性について何一つ考える機会を持たないまま大人になってしまう。それと京都以外は武家文化が根強い為、お殿様が偉いという気分があったりして、これだと異性と向き合えるはずがない。だから女子が同世代の殿方を子供扱いしたり、年上に魅力をどうしても感じてしまうのです。それを見て自分に自信が持てない男子が増える。

 それと同じく女性が男性を見る場合、収入や学歴等を求める人のは完全に諦めた人が多いからか……。

 

 自分より下の世代に伝えたいのは私は特に高校時代にうまくいくいかない関係なく、恋愛はしておくべきだと思います。それをせずに社会に出ていきなり恋愛をすると損得ばかりで考えたりポジション取りに右往左往してしまうのではないかと思います。勉強も大事だけど友達と遊ぶ、恋愛をする事も同時に重要で先ほど申しました通りそれが仲間や地域の共同体になっていく。その地域の共同体のひとつひとつ小さな行動が障壁を乗り越えていくと思いますが、どこから手を付けていいのやら……。考えていきたいと思います。