京都・洛中日記

内側から見た京都をご案内

学問の都とおもろいの文化

 今月1日、京都大学特別教授の本庶佑氏がノーベル医学生理学賞を受賞しました。なぜ京都大学はこれほど多くノーベル賞受賞者を生むのか?

それはこの大学は名門校でありながら、教育に不熱心で自由で奇人変人を全国から受け入れるからなのでしょう。大学総長の山極氏はゴリラの研究者で、Panasonic松下電工)創業者の松下幸之助氏のリーダーシップ(特に背中で語るといった部分が)をゴリラに近いと著書で述べたり独自の視点を持ち、この人もおもろい学者。

 京都或いは関西では頭が良いはあまり誉め言葉にはならず、(京都では皮肉と捉えられることもある)「おもろい」というのが誉め言葉。事実、京都、関西の研究者たちは発表の際、学会の会場が静かすぎると落ち込むのだそうです。そして、何事も京都人はとことん追求するのが好き。だから職人の街でもあり、学問の都でもあるのです。

 

 自由といえば、私も短大生時代に髪をピンクに染めた子が同じ学科にいたりしましたし、アバンギャルドな恰好をする子がいても、それもええんちゃうという空気があった。それも含めておもろいなのだろう。