京まち洛々記

内側から見た京都をご案内

2019-01-01から1年間の記事一覧

ラーメンとうどん・そばの佇まいと2019年も終わり

すっかり寒くなったので温かい話を。(写真のラーメンは「本家第一旭」) 京都は意外と思う人もいるかもしれませんが、日本有数のラーメンの街でもあります。京料理や和菓子よりも今やぐっと身近で、ラーメン、うどん、そば屋。そしてなぜかお好み焼き屋が多…

京都はなぜ、古都ではないのか?

京都はよく、「千年の都」だとかメディアを中心に「古都」とよく言われます。 何も今も都であるという中華思想云々という話をするのではなく、京都が古都だというのは住む人間からすれば真っ赤な嘘で、本当に古いといえるものはあまり残されていない。 室町…

京言葉、教えます

久しぶりの更新です。今回は京言葉について。 京都の言葉。これは結構難しい。京都弁と言っただけで怒る人もいる。弁は田舎の方言という意味合いがあるから(といっても年配の人ぐらいですが)未だに地方扱いされる事を良しとしない京都中華思想、文化庁の地…

祇園祭と京アニと

元号が令和に変わって最初&創始1150年となる記念すべき祇園祭。 前祭山鉾巡行は、昨年の猛暑と比べれば幾分かマシな天候で晴れた空の下で無事に行われました。後祭山鉾巡行では鷹山が193年ぶりに復活! 令和最初の山鉾巡行で唐櫃巡行という形で復活し、2022…

京都は音楽の都だった!?

京都は音楽の街である。こういうとピンとこない人もいるかもしれませんが、京都は学生の街ということもあり、学生サークルから生まれるバンドが多い。 あ、この人も、このバンドも京都だったのかというのも今でもあったりします。 楽器店や街なかにビジュア…

令和の幕開け京都新時代に向けて

5月1日平成が終わり、令和の時代がスタートした。 即位の礼は今年の10月東京にて行われる。この即位の礼、明治維新による東京奠都により衰退しかけた京都に旧皇室典範第11条において、「即位の礼、大嘗祭は京都で行うという規定があり、昭和天皇まで即位の礼…

平成という時代は何だったのか?~私的な音楽~

平成最後の記事は音楽関連。 ボブ・ディランの「時代は変わる」を出すまでもなく、時代は常に変わり続ける。 私は生まれたのが遅すぎて平成の一番いい時代、とりわけ音楽が盛り上がっていた時代をリアルタイムで知らない。小沢健二やスピッツやMrChildrenの…

京都と政治と、

統一地方選(選挙カーうるさい)の時期。京都の主な問題は観光公害と都市交通問題です。 東山・祇園を中心にゴミのポイ捨てや私有地に許可なく入り撮影。訪日観光客による深刻なマナー違反が目立っている。(これは京都だけではなく日本全体の問題です) こ…

京都と海、府なのか市なのか

京都には海がない。こんな言い方をすると時々、海あるでしょ?と言われる事がある。 だから京都市には海がないと言い直さなければいけない時がある。現代的機能をもった都市に文化遺産が多く共存し、周りは自然に囲まれている。百四十万以上の都市を流れる川…

京都と学校と

今では少なくなりましたが、京都は公立学校において制服を導入してこなかった都市でした。私の両親も中学高校のいずれかで、制服に袖を通したことがなく、中高で制服を着た事がないという人も少なくない。親も教育者側もその存在を認めてこなかった。 私の卒…

京都人のいけずとは何か?

よく他の地域の方から京都人は"いけず"だ、付き合うのが難しいと言われる。 中には陰湿だとか性格が悪いといった的外れな意見も多々ありますが、このイケズについて説明したいと思います。 いけずとは簡単に言うと、自分で自分の身を守る弱い者の自衛手段で…

バンドマンではなく、ガール

少しだけ手短に音楽のお話を。 中学時代に知ったバンドBaseballbear 現在はスリーピースバンドですが、当時男3女1の四人組ロックバンドでした。 関根史織を最初にみて、珍しい女の人がベーシストだと。バンドの事をよくわかってなくても、バンドに一人だけ女…

2019年スタート

2019年今年は平成から新元号へとかわる。 時代が変わるといっても、自分の生活は地味なもので、今年もというよりこれから先も地に足をつけて生きていく。無駄な背伸びなどせずに。 今年の6月で24になる。仕事はそこそこ忙しいですが、このままの調子でいけば…